エアクリーナーのカスタムは全体像にも影響する

エアクリーナーとは、きれいな空気をエンジン内に取り入れるための、外気とエンジンをつなぐフィルターです。

なぜきれいな空気が必要かというと、エンジンは空気とガソリンを混ぜて動かしているため、砂ぼこりや細かいゴミを含んだ汚染された空気を取り入れて動かしてしまうと、エンジンの本来持っている性能を引き出すことができなくなってしまうからです。そのため、このパーツを装着することにより、エンジンの持っている性能を発揮してくれやすくなります。また、空気が出ていくマフラーなどへの影響もあるため、エンジンから出る空気が通る場所に設けられているパーツを長持ちさせるためにも、取り付けた方がよいです。

また、エンジントラブルがそれらのほこりやゴミによって引き起こされる場合もあるため、外気の汚い都心や、砂ほこりが舞っている舗装されていない道を走る際も、装着した無難です。

カスタムする際は、機能だけでなく、デザインの見た目も重要になってきます。エンジンの空気を取り入れる場所は、ハーレーの正面につけられています。そこがエアクリーナーの装着する箇所にあたります。だいたいのハーレーの場合、装着位置はエンジンの正面あたりです。そのため取り付けられたパーツは、ハーレーの顔の一部となります。見た目を左右する重要な部分でもあるため、ハーレーの外見を気にするのであれば、そこも考慮に入れて選ばなければなりません。

また、購入後に装着する際は、ブリーザーキットなどの別売りのパーツが必要となることがあります。そのため、購入前に別のパーツも必要なのか調べておく必要もあります。