サドルバッグの選び方

カスタムはハーレーの楽しみの一つで、多くの部分に自分の好みを反映させることができます。サドルバッグ選びの最初のポイントとしては、材質にどの素材を選ぶか決めることです。本革はデザイン性に優れて高級感のある質感が特徴ですが、水に弱いという性質があります。屋外で雨に濡れると形が歪んでしまう可能性があり、濡れた時は早めに水分をふき取り乾かさなければいけません。さらに定期的にクリーニングを行うなど、手入れも必要となります。クリーニングや手入れに時間を取られたくない場合、合皮やナイロンなどの素材がおすすめです。本革独特の高級感はありませんが、扱いやすく安価に購入できます。

材質を選んだあとは、バッグの中に何を入れるかでサイズを決めましょう。車載工具のように小物だけなのか、キャンプ道具のように用量が必要なものを入れる予定があるかどうかで求めるサイズが変わります。バッグはカタログに詳しい寸法が掲載されていることが多いので、実際にハーレーに寸法を合わせてみると、購入時のイメージがつかみやすくなります。

バッグを実際に取り付ける時は、リアタイヤにサドルバッグが絡みつかないようにサポートを購入してください。小さなパーツですが、バイクを転倒から守りライダーの命を守る重要なパーツです。サポートには1点止めと2点止めが存在しますが、どちらでも安定感に問題ありません。取り外しの簡単さを考慮するなら1点止めが楽です。